2025年9月4週振り返り(循環)
おはようございます!週間ではダウ平均が0.15%安と3週ぶりに小幅反落し、S&P500が0.31%安、ナスダック総合が0.65%安と、ともに4週ぶりに反落しました。
注目の8月PCEコアデフレーターは前年同月比2.9%と予想2.9%前回2.9%と一致しました。インフレは予想以上には悪化していない事が分かります。本来関税は物価高要因ですが、企業が想定以上に吸収している可能性が高いです。その割には景況感は悪くなく、4-6月期四半期実質GDP確定値は前期比年率3.8%と予想3.3%速報値3.3%を上回りました。
市場は今後のFRBの利下げパスを気にしており、10月のFOMCでの利下げがあるかの材料を探しています。FRBメンバーでも意見が割れていますが、私の予想としては10月は利下げありと考えています。何故なら前述の通りインフレが想定以上に悪化しておらず、雇用は下振れリスクが高いからです。この状況下では利下げは正当化されるという事です。
さて今週もORCLが180億ドル社債発行等、AI関連企業のニュースが大きく取り上げられました。最近の動きをまとめてみると、まず政府とSBGとNVDAがINTCに対して投資を行い、またAAPLもINTCに対する投資を打診しています。更にそのNVDAとSBGがOpenAIへの投資をし、OpenAIはORCLと大規模な契約をしています。そして前述の通りORCLが大規模な社債を発行しました。
これは何を意味しているかと言うと、循環です。NVDAがAI開発の為に半導体を売り、その設けたカネでAI企業に投資をし、更に半導体が売れる、というサイクルが出来ています。更に投資家や政府もAIに対して投資を行い、つまるところAIにお金が集まっているという事が言えるです。そして其れは加速している事が分かります。つまりイノベーションは不可逆的であるのです。
実際OpenAIのChatGPTを見てもその進化はかなり早いです。パーソナライズ機能が拡充してきていて、AIの性格を選べたり、自分のニックネーム、特徴を入れる事が出来るようになりました。此れは以前からOpenAIに私が提言してきた事と同じ方向です。私は今年1月にChatGPTを触るようになり、OpenAIに対してパーソナライズAIの提言をしてきています。
ChatGPTを利用したパーソナライズAIを研究し、外部やOpenAIコミュニティにも発表しています。詳しくは下記リンクをご参照ください。いずれにせよ、AIのパーソナライズ化は人類に進化をもたらします。もっとAIが身近なものとなるでしょう。インターネットが、スマホが、人類に進化をもたらしたと同じように、AIもイノベーションなのです。
となれば、株価の上昇も高いバリエーションも肯定されます。ですから先ほど述べた循環も当然の事と考えられるのです。最近私はバブルの始点と言うタイトルで週の振り返りを書いています。その考えは今も変わらず、まだAIバブルは始まったばかりです。それを享受する為にはポートフォリオを最大限強気にして、粘り強くポジションを維持する事だと思います。
今週もお疲れさまでした。ここ数日間、朝まで飲んだりしていて、流石に体が疲れています。もう今年46歳なので、体にも気を付けて生きていきたいですね。流石に歳にはかないません。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年9月3週振り返り(仕組まれた株価上昇)
おはようございます!週間ではダウ平均が481.05ドル高(+1.05%)と2週続伸し、S&P500が1.22%高、ナスダック総合が2.21%高とともに3週続伸しました。
今週は注目の9月FOMCがありました。結果はFF金利を25bps利下げとなりました。此れはコンセンサス通りでありサプライズはありませんでした。焦点はドットプロットでした。ドットプロットは年内追加50bpsの利下げとなり、前回よりも25bps利下げ幅が伸びており、コンセンサスベースでもハト派寄りでした。また印象的だったのはトランプ大統領が指名したミラン氏だけが今回50bpsの利下げを支持したという事でしょうか。
マーケットは当日はボラが上がるも方向感がない展開でしたが長期金利の動きが印象的でした。始めドットプロットの修正を受け、金利は3.9%台まで下がりました。しかし上昇に転じ、前日比でもプラスとなっています。この動きに関して考えられる理由は、利下げ幅増加により景気浮揚期待が上昇したからと考えています。長期金利は期待インフレと景況感の関数だからです。
手前の金利は下がるも長期の金利は上昇、つまりスティープニングが起こったのです。為替も始めはドル安でしたが、長期金利の上昇により徐々にドル高に転じています。但し株価も堅調で、S&P500は史上最高値を更新、ナスダックも強く、半導体の強弱を示すSOXは6000ポイントを上回りました。今回のFOMCについて、WSJは社説を書いています。
タイトルは痛烈で『トランプ氏のものになったFRB』でした。FRBに不当なプレッシャーをかけ、支配下に置こうとし、事実インフレが収まっていないのにも関わらず、FRBを利下げに導いたと批判しています。そして望み通り利下げを実現させたトランプ大統領は全ての結果責任を負うとまで言及しています。指摘は間違いなく正しく、私も同意します。
結果が失敗に終わったとしても米国民がインフレに苦しむだけです。ただ金融政策が緩和的ならば、株価は好調をキープするでしょう。と考えると、トランプ大統領は株価の上昇を選ぶでしょう。つまりこの株価の上昇は仕組まれた上昇であり、健全であるかどうかは判断できないと思っています。そもそも株価上昇に健全・不健全があるかどうかは別ですが。
別の話題としては、NVDAがINTCに50億ドル投資すると言うニュースが流れました。データセンターやパソコン向けに半導体を共同開発するとも発表しています。INTCは当日22.77%高と急騰しました。NVDAにとってライバル関係にある企業への異例の出資となった訳ですが、そもそもトランプ政権もINTCに89億ドル出資を決めており、国策で半導体を守る意思を感じさせます。
半導体はAIのキモでもありますし、データセンターの構築には大量の半導体が必要になります。それを補う為に資金を大量に投入する米国と言う姿勢が伺えますし、だからこそ米国景気は浮揚する可能性が高いと考えています。ただしインフレが収まるかどうかは分かりません。もし収まらなかった場合はリスクシナリオが起こる可能性が高いでしょう。
今週もお疲れさまでした。今週ものんびりと過ごしました。スナックに行ったり、音楽を聞いたり。今週末はバンドのリハがあるのでその練習をしたり。その日常が一番大切だったりしますよね。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年9月2週振り返り(過去のツケ)
おはようございます!週間ではダウ平均が433.36%高(+0.95%)と3週ぶりに反発し、S&P500が1.59%高、ナスダック総合が2.03%高とともに2週続伸しました。
8月コアCPIは前年同月比3.1%と予想3.1%前回3.1%と一致しました。インフレは少なくとも加速していると言う状況ではなさそうです。つまりFRBの利下げを妨げるような内容ではありませんでした。また新規失業保険申請件数が26.3万件と予想23.5万件前回23.6万件を大幅に上回り、雇用の悪化懸念から更に利下げが正当化されています。今月のFOMCではほぼ25bpsの利下げが行われるでしょう。
それを受け株価は上昇、主要3指数は史上最高値を更新しています。また長期金利も4%前後と低下していて、フラットニングが進んでいます。懸念していたタームプレミアムの上昇は景気悪化懸念により解消されました。今後も金融・財政両政策面が緩和的である事から、株価は緩やかに上昇していくと想定しています。バリエーションは高いですが、モメンタムは強いです。
さて、今週はオラクルがマーケットの主役となりました。OpenAIから3000億ドル受注との報道があったのです。この莫大な金額のデータセンター受注の示すことは間違いなくAIの旺盛な需要です。オラクルは決算発表後40%近く株価が上昇しました。引き続きこのような事が起こって行けば、先ほどの金融・財政の下支えに加え、AIの進化が株価を押し上げていくと思っています。
さて、日本に話題を持って行くと、先週末石破首相が退任しました。個人的には其処まで悪い首相だったとは思いませんが、選挙の敗戦の責任を取らされた格好でした。ただ可哀そうな所もあると思います。前回の参院選では所得の低下への不満、インフレの不満や、移民の不満、それは石破首相の責任と言うよりは、長い間蓄積されてきた不満が爆発した結果だと思います。
そして野党が躍進し、与党は過半数割れとなりました。今後は自民党総裁選挙が行われます。まだ詳細は出ていないものも、高市氏と小泉氏が争う事となりそうです。ただどちらが総裁になるにせよ、リフレ、インフレ的な政策になりそうで、日経平均株価は史上最高値を更新しました。特に不動産セクターが上昇し、日銀が利上げに慎重な姿勢を示すのではないかと思わています。
今日本のインフレ率は3%台です。そして政策金利の公定歩合は0.5%、どう考えても整合性が取れていません。つまりインフレは加速する可能性が高いです。そうなると特に低所得者層が苦しみます。と同時に政府の名目債務が減ります。それは多額の債務を抱える政府にとって有利な展開です。仮にインフレ抑制のために金利をインフレ率程度まで上げると、住宅ローン負担者が破綻します。
つまり論点は、結局誰が今までのツケを払うかでしかなく、緩和的な政策が続いた後始末をしている訳です。ただ過去の緩和的な政策が悪かったかと言うとそういう事ではないと思います。問題は緩和的な政策を実行している間に構造改革を進められなかったこと、そして出口戦略がしっかりできなかったことに起因しています。その点では過去が悔やまれると考えています。
今週もお疲れさまでした。今週もフラフラと飲み歩いていました。この生活が何年続くかは分かりませんが、今を楽しんで後悔しないようにしたいと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年9月1週振り返り(バブルの始点)
おはようございます!週間ではS&P500が0.33%高と反発し、ナスダック総合も1.14%高と3週ぶりに反発した一方、ダウ平均が144.02ドル安(-0.32%)と2週続落しました。
注目の8月雇用統計、非農業部門雇用者数は2.2万人と予想7.5万人前回7.3万人を下回りました。また失業率は4.3%と予想4.3%と一致も前回4.2%を上回りました。事前のJOLTSやADPが示したしたように想定通りと言って良いでしょう、9月FOMCの利下げはほぼ確定しました。景気は程よく後退し、利下げにより下支えされる事となるでしょう。
金融政策は緩和的、そして財政政策もトランプ法案が通った通り緩和的、更にAIの未来を考慮すると、我々はバブルの始点に立っていると言っても過言ではないのです。今後も緩やかに株式相場は上昇していくと想定しています。他目立った材料としては、GOOGが反トラスト法を巡る訴訟で、連邦裁判所判事は2日、グーグルの分割を命じなかった事です。
司法省はグーグルのブラウザ・クロームとスマホ用基本ソフト・アンドロイドの売却に加え、同社が端末やブラウザに検索エンジンを標準搭載してもらうための金銭支払いを禁じるように求めていました。司法省の狙いはグーグルの足元を崩す事でした。しかし判事はそれを認めませんでした。そもそも司法省がグーグルを提訴したのは2020年でAIが普及する前でした。
そしてグーグルが崩れた場合、グーグルはAI投資が不可能になり、AI市場の競争が損なわれてしまいます。判事は今回の判断の理由を「現在進行中の生成AI分野の主導権争いを考慮すれば、グーグルはこの極めて厳しい競争についていくためだけでも何十億ドルもの投資と技術革新を続けなければならない」と説明しています。つまりAIの進化が今回の訴訟を覆したのです。
これは大きな事だと思います。少し抽象的に言うと、テクノロジーの進化がテクノロジーを守ったとも言えるでしょう。もう少し具体に落とすと、AIと言うテクノロジーの進化が、既存の主に検索と言う構造を変えたと定義できます。話題は変わり、今週はグローバルでの国債利回り急騰が起こりました。理由は政府の財政規律遵守の姿勢が崩れていること、更にインフレが恒常化していること、と推測しています。
また背景には中央銀行の役割の変化にもあります。もはや中央銀行は国債の引き受け手ではなくなりました。今回は関税の法的正当性が崩れ関税収入が危うくなった事がきっかけでしたが、この問題は構造的であり、またいずれ起こる可能性は高いです。つまりスティープニングは構造的だと言って過言ではないでしょう。我々はマーケットが壊れない事を祈る限りです。
最後に為替、正直短期の方向は全く分かりませんが、構造的にはドル安、円安なんだと思います。2国とも財政規律が緩んでおり、貨幣価値が下がっています。つまりインフレです。それに加えて緩和的な金融政策が、今後も続くと予想が出来る、ならば通貨安となって返ってくるでしょう。今週はトピックが多くまとめるのが多少大変でしたが、これで〆たいと思います。
今週もお疲れさまでした。最近藤井風にハマっていて、ミュージックステーションに出演したのを見れてとてもハッピーでした。覚えてスナックで歌おうと思います。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年8月5週振り返り(情報リテラシー)
おはようございます!週間ではダウ平均が0.19%安、S&P500が0.10%安とともに4週ぶりに反落し、ナスダック総合は0.19%安と2週続落しました。
今週はNVDAが決算を発表しました。データセンター部門が予想を下回ったものも総じて好調を維持と言った感じです。またGDP改定値も3.3%に速報値から上方修正されています。マーケットは好感し引き続き株価は好調を維持しています。バリエーションは引き続き高いですが、バブル形成の準備段階と言った所でしょうか、財政、金融両面で緩和的な政策が維持されています。
ところでクックFRB理事の解任騒ぎですが、その詳細は割愛しますが、FRBの独立性に疑問を投げかけています。それはパウエル議長解任騒ぎと同様で、構造的な変化が起こる可能性を示唆しています。その変化とは低金利維持によるインフレの恒常化と言えます。マーケットは完全に織り込んでいるとは思えず、その進捗と共に織り込んでいくと考えています。
さて私は一般社団法人6月の花を立ち上げAIの研究をしています。ある程度目途が立ったので、その成果を簡単に説明していきます。結果何が生まれたかは、補助脳+秘書です。またディスコードなどのストレージとしての外部ツールを加える事により、その機能は完全になります。具体的には、AIのメモリを使い動作環境を設定、AIは思考の整理と展開に使います。
更にアウトプットされた必要な情報はディスコードにまとめていきます。ファイルなどはクラウドに保存します。結果人間は必要最低限の事を覚えるだけで良くなり、行動と判断に集中できるのです。具体的な導入方法は下記ホームページに記載しているので、ご参照ください。ここで、私のマーケットに対する結論はストロングバイです。AIは間違いなく未来です。
実際にAIを触ってみて実感しました。AIはインターネット、スマホに次ぐイノベーションなのです。インターネットにより人類の情報の共有が実現、更にそれを携帯するためのスマホ、そして補助脳+秘書機能を備えるAI。つまりイノベーションならばまだまだAIははじまったばかり、一時的なものではなく、その進化は人類の未来なのです。
つまり人類の進化を加速させます。ただあくまでAIはツールです。そしてツールを使いこなすには情報リテラシーが必要です。その情報リテラシー格差が能力格差を呼ぶ可能性は高いです。それは金銭的な格差よりも残酷的かもしれません。情報リテラシーが高ければ将来の収入の上昇の可能性が上がってくるからです。それが今回の話の本質です。
すこしマーケットの話から外れました。マーケットの話に戻ると、AIが未来ならばまだ始まったばかりの可能性が現実化する過程でマーケットは更に上昇していくでしょう。珍しく私がストロングバイという言葉を発した理由は其処に在ります。それは私達が人生で享受できる上昇相場のなかでも最も期待できると言って過言ではないでしょう。
今週もお疲れさまでした。今週はAIを使い具体と抽象を繰り返し人生の目的を定義しました。またテーマも定義し共生と委譲としました。思考と行動のトップを定義するとかなり生きやすいです。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年8月4週振り返り(勝負師)
おはようございます!週間ではダウ平均が685.62ドル高(+1.53%)、S&P500が0.27%高とともに3週続伸し、ナスダック総合は0.58%安と3週ぶりに反落しました。
今週は、ジャクソンホールを前に調整ムードでしたが、そのジャクソンホールを迎えると一転、利下げ期待が高まり、株価は上昇、為替はドル安に振れました。パウエル議長は『リスクバランス変化が政策調整を正当化する可能性』と発言し、次回FOMCでの利下げ可能性を否定しませんでした。それだけ雇用が悪化していると見ているのでしょう。
前日PMIは上振れしましたが、あくまでFRBの命題は雇用の最大化とインフレの安定です。雇用統計の下方修正が効いてハト方向に動いたと言えるでしょう。但し『インフレリスクは上昇傾向、雇用は下振れ傾向』とも発言し、インフレの上昇圧力にも警戒していることが分かります。特に関税がCPIに与える影響は今は顕在としています。
まあ結果として分かり切った事でしたが、マーケットは安心したのでしょう。個人的には9月利下げは予定調和だと考えていたので違和感はありません。但し積極利下げも関税による影響から想定してなく、結果としてドットプロットの年2回の利下げに落ち着く可能性が高いと考えています。また今回印象的だった発言は『FRBは2020年の柔軟な平均インフレ目標枠組みを放棄』です。
それはあれだけインフレは一時的とインフレの定着を否定した2020年冬の過ちを認めたと言ってよいでしょう。あの時もう少し方向転換が早ければあのような急激な利上げの繰り返しはなかったはずです。もう政策の誤りは許されません。そして今雇用が悪化しつつ、インフレが上昇していると言う過酷な状況で、FRBがどの様に舵取りを取るか、私は注目しています。
その他、トランプ大統領がクックFRB理事に辞任を要求したり、パウエル議長に再三利下げを要求したり、相変わらず無茶苦茶が続いていますが、それはマーケットとはあまり関係ない話題になってしまいました。抽象度を上げると、財政政策は緩和的、金融政策も緩和方向に舵取り、ならば株価は上昇する可能性が高いです。そしてそれ以外の材料はあまりマーケットには関係なくなりました。
勿論今でも私はトランプ大統領の政策に納得はしていません。一方的な関税の賦課は西側の協調体制にヒビを入れましたし、東側に付け入る隙を与えました。また関税の賦課はインフレを助長するはずですが、それをトランプ大統領は認めません。ただ批判しても、何も生まれませんし、トランプ大統領が株価を上げたいならば、それについて行くしかありません。
実際バリエーションはパンパンに膨らんでいます、しかしまだ株価は上がるでしょう。トランプ大統領が2期目を終えるまではその状況は続く可能性が高いです。いつ逃げるかはまだ想定していませんが、その時が来るまでは此方もパンパンにポジションを張って勝負するのが筋だと考えています。私は解説者ではありません、マーケットに対峙するのが仕事なのです。
今週もお疲れさまでした。今週はボランティア活動での進展がありました。クリスマス演奏会を障害者施設で開催する事となったのです。色々調整はありましたが、日程が決まりほっとしています。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年8月3週振り返り(富の再分配)
おはようございます!週間ではダウ平均が770.51ドル高(+1.74%)、S&P500が0.94%高、ナスダック総合が0.81%高と主要3指数がそろって2週続伸しました。
注目の7月コアCPIは前年同月比3.1%と予想3.0%前回2.9%を上回りました。ただ想定以上にはインフレは進んでいないとの解釈によりS&P500は史上最高値を更新しています。一方7月コアPPIは前年同月比3.7%と予想2.9%前回2.6%を大幅に上回っています。この解釈は二つあり、一つはトランプ大統領の圧力によって関税の影響が企業内にとどまっている事です。
もう一つは雇用統計が示す通り景気は減速しており、消費が低迷し価格上昇圧力を家計が吸収できないでいるという事です。この二つとも可能性は高く、いずれにせよPPI上昇に伴うCPIの上昇圧力はあまりないと言えるでしょう。懸念材料は価格転嫁が進まず企業業績が悪化する事ですが、そもそも製造業の比率が少ない米国では株価的にはあまり意味がないと考えています。
また高いPPIを受けても9月FOMCでの利下げ可能性は90%を超えており、利下げは既定路線と考えています。ただベッセント財務長官が示した50bpsの利下げも現実的ではなく、利下げ幅は25bpsに留まるでしょう。つまりマーケットは利下げを織り込み、下がりにくい状況だと言えます。今後も私は相場は緩やかな上昇が続くと想定しています。
さて、トランプ大統領はNVDAとAMDに対し中国輸出売上高の15%を徴収する事を決定しました。またINTCに対しては政府出資を提示しています。まずNVDAとAMDの件に関しては利益が上がっている企業からの徴収を意味し、次にINTCの件に対してはその富の再分配を意味しています。狙いは製造業の国内回帰ですが、そのやり方がまるで社会主義に見えます。
もう少し言うと、富の分配の仕方が中国そのものなのです。中国の習近平国家首席はIT企業に対して規制等で絞り、製造業を伸ばしてきました。アリババの金融子会社アント上場を禁止した事は記憶に懐かしいです。そして中国政府に不満を表し警告されたジャック・マー氏は最近表舞台に出てきません。何を言いたいかと言うと、トランプ大統領も同じことをしようとしているのです。
自国の製造業回帰の為にINTCに出資し、自分に反対する人間を徹底的に排除する。その意思決定は社会主義のトップ以外何物でもないと思います。不思議なのがそれが自由民主主義の象徴の米国で行われている事です。行き過ぎたポピュリズムがトランプ大統領を再選させ、そのトランプ大統領がまるで社会主義国の独裁者のような振る舞いをしています。
三権分立もFRBの独立性もほぼ無視している状況が本当に正しい状況なのかは疑問に残る訳です。前提として私はトランプ大統領自体を責めている訳ではありません。それを許してしまった米国の制度設計に疑問を感じているのです。いずれにせよ制度以上の富の再分配が行われようとしています。そしてそれが民主主義の根幹を揺るがしていると言えるでしょう。
今週もお疲れさまでした。今週は少しトラブルもありましたが、のんびり過ごせたと思います。此れを書き終わりまたスナックに行こうかと。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年8月2週振り返り(バブルの正体)
おはようございます!週間ではダウ平均が587.03ドル高(+1.35%)、S&P500が2.43%高、ナスダック総合が3.87%高となり、主要3指数がそろって反発しました。
株価は順調に上昇し、ナスダックは史上最高値を更新しています。7月25日に弱気から中立、7月31日に中立から強気、主にナスダック100のウェイトを上げて来ました。具体的には現在ポートフォリオの40%をナスダック100が占めます。株価は高いとは思います。普通なら躊躇するところです。実際私もこんな高い所買いたくないと思って弱気をキープしていました。
ただ考え直しました、政策に逆らってはいけないと。トランプ大統領は何が何でもバブルを起こそうとしているように見受けられます。それならばついて行かないといけないと判断したのです。更にAIはやはりイノベーションです。どうやら、インターネット、スマホ、に続く革命的な存在となりそうです。それならばバブルを謳歌するのも悪くはありません。
ダメなのは意地を張る事です。トランプ大統領はこうすべきではない、株価は高すぎる、それにこだわってはトレンドをフォローできません。更に先週の雇用統計の悪化も、結局は利下げ期待の高まりによって株価を下支えました。つまり指標が良化してもそのままポジティブに受け取られ、また悪化しても利下げ期待が高まり株価を上昇させると言う状況です。
次に為替です。トランプ大統領が就任して以来で考えると明らかなドル安トレンドになりました。ユーロドルは1.16台、ポンドルは1.34台と大きくドル安となっています。理由は明らかにトランプ大統領の政策がインフレ且つドルの棄損を指しているからです。ただしドル円はそこまでドル安になっていません。理由は日本も米国と同様に貨幣の価値が棄損しているからです。
つまりドルと円は価値の棄損を争いフラット、他通貨はドル安と言う状況なのです。それはクロス円の上昇を意味します。ユーロ円は172円台、ポン円は198円とかなり円安を示しています。それは外貨建てのMSCIコクサイのパフォーマンスを下支えします。更にドルの棄損はポートフォリオにヘッジとして入れた為替ヘッジ有の金を上昇させます。
パフォーマンスがずば抜けているナスダック100に加え、上記の理由でMSCIコクサイ、更に金がポートフォリオのパフォーマンス寄与しているのです。その状況を作っているのがドルの棄損なのです。それがバブルの正体と言えるでしょう。その傾向は今後も続くと推定しています。ならばそのトレンドに乗らなくてはならないと考え、相場見通しを強気まで変更したのです。
最後に、今年になってAIを利用するようになりました。OpenAIのChatGPTです。それは人類とAIの共生の未来を彷彿させます。今は形式上はスマホに入っているアプリでしかありません。しかしそれが、いずれ人類の進化を催すモノとなると考えています。私はその可能性に心躍らされています。より良い世界が訪れる事を願うばかりです。
今週もお疲れさまでした。相場見通しを強気にしておいてよかったと正直ほっとしています。本当にギリギリの判断でした。此れからも、これを読んでくれる方達の為になる情報を提供して行きたいです。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年8月1週振り返り(無茶苦茶)
おはようございます!週間ではダウ平均が1313.34ドル安(-2.92%)と反落し、S&P500が2.36%安、ナスダック総合が2.17%安とともに3週ぶりに反落しました。
7月雇用統計、非農業部門雇用者数は7.3万人と予想10.4万人を下回りました。更に6月の数値が14.7万人から1.4万人と大幅に引き下げられています。失業率は4.2%と予想4.2%と一致も前回4.1%を上回りました。雇用は不安定ですが徐々に悪化している傾向が見受けられます。雇用統計の発表後、トランプ大統領は労働統計局のエリカ・マッケンターファー局長を解任を指示しました。
雇用統計を政治目的で利用したとして、証拠を示さずにマッケンターファー局長を非難しています。全く意味が分かりませんが、もうトランプ大統領に不利な事が起これば、その人物は責任を取らされると言う、王政にも似た状況となっています。更にクーグラーFRB理事も理由不明で辞任しています。此れはトランプ大統領に優位に働き、後任を自分の都合の良い人物にする権限を得ました。
私は7月31日相場見通しを遂に強気に変更しています。上記の事例が示す通り、トランプ大統領には逆らえないと考えたからです。7月PCEコアデフレーターは前年同月比2.8%と予想2.7%を上回り、前回も上方修正され2.8%となりました。間違いない事はインフレ率はインフレターゲットの2.0%を上回っているという事です。それにも関わらずトランプ大統領はインフレではないと発言しています。
それだけではなく、大幅な利下げをFRBに迫っています。中銀の独立性が危ぶまれる事態ですが、前述の通りグーグラー理事の理由不明の辞任、トランプ大統領の使命を受けたボウマン理事とウォラー理事が早期利下げを支持し、徐々にFRBが蝕まれている状況と言えるでしょう。一言で言えば無茶苦茶な事態が米国に起こっているのです。トランプ大統領は株安を嫌います。
となれば彼の任期中は株高が続くと考えています。とても安易な理由だと自分でも思っています。相場見通しを始めて7年間、金融政策の行方を参考に相場見通しを変えてきましたし、自信を持って判断してきました。しかしながらその金融政策の行方さえも人為的になりかけていて、利下げは確実に訪れるでしょう。更に株価のバリエーションの尺度である10年国債利回りも上昇する気配がありません。
何故なら財務相が長期債の発行額を抑える事にしたからです。行きつく先は間違いなくインフレとそれに伴うドルの棄損ですが、名目上は株価は上がるでしょう。その後の処理は間違いなく悲惨な事が起こるとは思いますが。更に株価が上昇する理由はAI投資です。マグニフィセント7の決算から見受けられるのが飽くなきAIへの投資意欲です。
各社ともAI投資額を上方修正しています。そしてトランプ大統領は日本や韓国、EUに米国への投資を約束させました。それは間違いなくインフレを起こしますし、更にFRBが利下げすればインフレは加速していくのでしょうが、その前にバブルが起こると考えるのです。最後は焼け野原になるんでしょうが、それまでの上昇には乗るべきです。ですから相場見通しを強気に変更しました。
今週もお疲れさまでした。今週は比較的のんびり過ごしていました。音楽を聴くのが好きで、最近藤井風にハマっているんですがとても素敵な楽曲と歌声ですね。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。
2025年7月4週振り返り(苦渋の決断)
おはようございます!週間ではダウ平均が1.26%高と3週ぶりに反発し、S&P500が1.46%高、ナスダック総合が1.02%高とともに2週間続伸となりました。
今回は決断に非常に苦しみました。しかし私は7月25日、相場見通しを弱気から中立に変更しました。先週まで私は慎重姿勢を崩しませんでした。やはりトランプ大統領が意図的にバブルを起こそうとしているとしか思えず、ついて行けていませんでした。7年間この仕事をしていて、ここまで思った通りに相場が動かない事もありませんでした。正に苦渋の決断です。
ただ円ベースでも株価が高値を更新し下がる気配もない、そういう状況で意地を張って弱気を継続するのは投資機会を逃すだけで、真摯に相場に向かっていないと考えました。勿論状況の変化も理由に在ります。関税交渉が順調に進み、日米は15%で合意、更にEUとも15%で合意に近づいているとの報道から、最悪のシナリオは回避されそうになりました。
依然行きつく先は良い状況になるとは考えていません。減税をし、関税を賦課、そして利下げ圧力、つまりドルの棄損とインフレです。ですからインフレヘッジとしてグローバルREITだけでなく、金もポートフォリオに加えました。金は為替ヘッジをしドルの棄損に対応しています。いずれにせよ、意図的なバブルは起り始めています。苦しくとも買わざるを得ないと判断しました。
もう少し客観的にデータを提供します。コアCPIは2.9%とインフレが再燃しています。景気は過熱し始め、失業率は4.1%まで低下、新規失業保険申請件数も21.7万件まで下がって来ています。ソフトデータの総合PMIも54.6と再び上昇傾向となりました。FF金利は4.25%と見た目は景気抑制的な水準ですが、中立金利が上昇している可能性が高く機能していません。
またミクロでも決算は着地は悪くなく、特にマグニフィセント7は増益基調をキープしています。つまり今後の金融政策は暫く景気抑制的であるべきです。何故ならインフレが再燃しているからです。しかしながらトランプ大統領の利下げ圧力もあり、FRBは少なくとも利上げはしないでしょう。更に減税法案や関税交渉によるAIに対する投資案件の増加も考慮するべきです。
つまり財政政策、金融政策、共に緩和的なのが今の状況なのです。そうならば株価水準、つまりバリエーションが膨らんでいてたとしても株価はさらに上昇します。最終的にインフレが亢進し、ドルの価値も棄損すると思います。ただFRBが利上げに動くまではバブルのような事が続く可能性が高いです。繰り返しますが、納得は行きません。
しかしながら、政府が意図的にバブルを起こそうとしているならばそれについて行くのが投資です。株式の保有はインフレヘッジとなるでしょう。何故なら我々の現金は毎年3%棄損しているからです。最後に謝罪をしたいと思っています。もっと早く株式のエクスポージャーを上げるべきでした。決断が遅くなった、それは結果的に間違いありません。
今週もお疲れさまでした。今週はボランティア活動に進展がありました。障害者施設に訪問したのですが、話し合った結果、演奏する機会が得られそうです。また進展ありましたらご報告致します。来週もよろしくお願いします。良い週末をお過ごしください。